導入事例

 
「清水建設技術研究所本館」の省エネ・快適運用の推進
「幕張テクノガーデン」の省エネルギー改修
『黒龍芝公園ビル』リニューアル計画

『幕張テクノガーデン』の省エネルギー改修

幕張テクノガーデン(外観)

【 建物概要 】
建設 : 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目
: 高層棟 地下1階 地上25階
低層棟 地下1階 地上 6階
: 鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
: A棟:研修センター
B棟:分譲事務所
C棟:複合賃貸(病院、飲食店)
D棟:賃貸事務所 E棟:学校
F棟:物販飲食店舗
建築面 : 27,011m²
延べ面 : 209,755m²
: 1990年
所有 : 株式会社 幕張テクノガーデン
設計 : 幕張テクノガーデン設計共同企業体
(清水建設,新日本製鐵,NTT)
施工 : 幕張テクノガーデン施工共同企業体
(清水建設.新日本製鐵,川崎製鉄,NTT)

「空調水搬送動力74%削減を実現

「第3回空気調和・衛生工学会リニューアル賞」受賞

地冷の直接供給から間接供給(クローズ方式)へ

 幕張テクノガーデンは竣工後20年が経過しポンプや減圧弁の更新時期を迎えたのに合わせて、国の地球温暖化対策に合致した省エネルギー計画に取り組み、空調水搬送動力の74%削減を実現し大幅なエネルギー削減を達成しました。
 このリニューアル計画では消費電力全体の25%を占める空調搬送動力のうち消費電力の大きい水搬送動力に着目し、水搬送系システムの見直し、ポンプ容量の見直しに取り組みました。まずは地冷から直接受入れていた冷水及び温水を、熱交換器を介したクローズ回路とするシステムに変更することで、ポンプの揚程を低減することが出来ました。また、ポンプ容量も熱負荷の出現頻度を調査し実態に即した計画水量で決定したほか、ポンプ制御に推定末端圧力一定システムとなるIPMモータを用いたインバータ+台数制御方式を採用することでキャビテーションを回避する運転方法を選択しながら消費電力の削減を図りました。
 リニューアル後の状況は、送水温度差は改修前より温度差が確保出来るようになり、また室内も改修前と同様の良好な環境を確保しました。
 このように、供給方式の変更、負荷実態に合致したポンプ容量の見直し、ポンプ制御の工夫により省エネルギーを実現しました。


【 改修概要図 】

図表1


【 消費電力量推移 】

図表2


【 建物全体の一次エネルギー消費量推移 】

図表3